育毛大辞典

この記事の目次

ア行

亜鉛

人の毛髪や歯、皮膚などに含まれる成分。

毛髪は99%がタンパク質であるが、亜鉛はタンパク質を合成するために必須の栄養素。

これが不足すると髪の毛を作るのに必要なたんぱく質が作られにくくなる。

アスコルビン酸

ビタミンCの化学物質名で、ビタミンCを補給する薬としても用いられる。

ビタミンCには抗酸化作用があり、アンチエイジングの効果が期待できる。

圧迫法

頭皮マッサージの一つ。

手などを使って対象部位を適度に圧迫し、離す方法。

育毛剤の使用と合わせて行うことで、育毛に必要な栄養素を根元まで浸透させることが出来る。

アミノ酸

タンパク質の最小単位であり、ヒトの構成成分であるタンパク質を生成する。

アミノ酸それ自体が体内の整合性にも機能する。

アロエエキス

アロエはユリ科の多年草で、アロエエキスはその葉汁を乾燥させたもの。

アロエに含まれる「アロイン」には炎症を抑える作用があるため、頭皮の炎症から起こる抜け毛について効果を発揮すると言われている。

アンチエイジング

抗加齢を意味する。

筋力低下、肌のトラブル、慢性的な疲れ、毛髪の現象、男性機能の低下、やる気・活力が出ない等、加齢に基づいた症状に抗い、対策を取ること。

イオウ

皮膚表面上での抗菌作用を持つ。

頭皮の炎症による抜け毛増加を防ぐ。

育毛

現存している髪の毛の成長を助けて、太く長く抜けにくい髪を育てること。

今ある毛が健やかに育つような頭皮環境をキープし、その環境が崩れている場合には再構築する。

育毛剤

頭皮環境の維持、頭皮環境の再構築、現存する髪の毛を育てる効果を促進させる。

加えて、将来起こり得る薄毛・抜け毛の予防効果も持つ。

イソフラボン

女性ホルモンに似た働きをすることで知られている。

薄毛の原因の一つとして男性ホルモンの一種であるジヒドロテストステロンの存在があり、女性ホルモンの力を使うことによって薄毛対策をすることが目的。

イソプロピルメチルフェノール

殺菌作用のある成分。

頭皮において必要以上に細菌やカビなどが増殖することを防ぐ。

増殖してしまうと、頭皮環境が悪化し、炎症を起こしたりフケやかゆみの原因になったりする。

イチョウ葉エキス

イチョウの葉を乾燥させてアルコールで成分を抽出したもの。

皮膚の血行を促進し、血管を広げ、髪の毛の成長を促進する。

医薬品

病気の予防・治療を目的として薬であり、厚生労働省から「配合されいている有効成分」の効果が認められたもののこと。

医療用医薬品とOTC医薬品があり、後者の場合薬剤師や登録販売者がいる薬局・薬店で購入可能。

医薬部外品

病気の予防・衛生などを目的とした薬で、有効成分が一定の濃度で配合されている。

販売場所の制限はない

イラクサエキス

イラクサの葉から抽出されたエキス。

保湿成分を持ち、皮膚の乾燥状態を防ぐ。

薄毛

寿命を終えた髪の毛が抜けた後、新しい髪の毛が正常に生えてこない状況になること。

この生理現象を「男性型脱毛症」と呼ぶ。

AGA

男性型脱毛症(Androgenetic Alopecia)のこと。

遺伝や男性ホルモンなどの影響で、成人男性が発症する進行性の脱毛症。

一度なってしまうと、劇的に状況を改善するためにはきちんとした治療が必要。

AGA治療

AGAを改善するべく医療機関で施される、投薬療法のこと。

市販されている発毛用品よりも効果の強い飲み薬や塗り薬を用いる。

AGA治療には、薄毛の原因となる男性ホルモンの生成を阻害する「フィナステリド製剤・デュタステリド製剤」を用いた治療法と、

直接毛母細胞に働き、活性化させる「ミノキシジル製剤」を用いた治療法の2つがある。

エチニルエストラジオール

男性ホルモン分泌を抑制する効果を持つ。

抜け毛の原因であるDHT(ジヒドロテストステロン)や5αリダクターゼを抑制する。

M字型(AGA)

AGAの初期症状としてよく見られるのがM字型のAGA。

頭皮の左右の生え際から薄毛が進行し、アルファベットの「M」のような形になっていくことからМ字型と呼ばれる。

一般に他のU字型・O字型と比べて改善しにくいと言われている。

エビネエキス

エビネランという植物から抽出したエキス。

血行促進によって薄毛・抜け毛の改善に効果があるとされる。

L-アルギニン

タンパク質を構成する非必須アミノ酸の一つ。

血行を促進をするほか、疲労回復の効果もある。

非必須アミノ酸とはいえ体内で生成される量は少なく、食べ物やサプリメントで補ってあげる必要がある。

O字型(AGA)

頭頂にあるつむじのあたりから丸く薄毛が進行していくタイプのAGA。

東洋人に最も多い型とされている。

OTC医薬品

一般に、ドラッグストアなどで買える「要指導医薬品」と「一般医薬品」の総称。

医師に処方してもらう必要がなく、「Over The Counter(対面)」で購入することが出来ることを意味する。

  • 要指導医薬品:薬剤師が購入希望者の状況を聞き、対面で説明をすることが義務付けられている医薬品。インターネット販売が出来ない。
  • 一般医薬品 :第一類医薬品・第二類医薬品・第三類医薬品のこと。

カ行

カシュウ

タデ科のツルドクダミの塊根を乾燥したもの。

脂質量を下げ、皮脂を抑制する効果を持つ。

キャピキシル

成長因子である「アセチルテトラペプチド-3」という成分と「アカツメクサ花エキス」という天然植物エキスを合わせたミックス原料のことを指す。

ミノキシジル3倍もの育毛効果と、AGA抑制効果が期待されている。

グリチルリチン酸ジカリウム

シベリア南部、中国西部や東ヨーロッパなどに自生する多年草植物「カンゾウ」の主要成分。

抗炎症、抗アレルギー作用から慢性、急性の皮膚炎に対して著しい効果を持つため、頭皮の炎症防止としての効果を持つ。

血行促進

「血行」とは、血の巡りを指す。

つまり、血の循環を促すことを指す。

ex)頭皮下の毛細血管の血行促進

5α-リダクターゼ

ヒトが体内にもつ還元酵素の一つ。

この還元酵素は、男性ホルモンの一種である「テストステロン」に作用し、「DHT(ジヒドロテストステロン)」に変化させることが出来る。

この「DHT(ジヒドロテストステロン)」が原因で薄毛や抜け毛が生じるため、5α-リダクターゼを阻害する物質が薄毛対策として用いられる。

叩打法

頭皮マッサージの一つ.

リズミカルに手を使って対象部位を叩く方法。

育毛剤の使用と合わせることで、育毛に必要な栄養素を根元まで浸透させることが出来る。

コラーゲン

タンパク質の一種。

人間の身体を作っているタンパク質のうち、約30%がコラーゲンで構成されている。

サ行

サリチル酸

有機化合物の一種。

鎮痛作用や殺菌作用といった働きがあるため、幅広い使用用途がある。

皮脂詰まりなどによって汚れた頭皮を綺麗な状態にする働きがある。

初期脱毛

AGA治療を行った際、初期に抜け毛の症状が出る期間のこと。

ミノキシジル製剤の治療法では、ヘアサイクルの中で阻害されて健常ではない毛を一旦リセットする効果があるため、初期脱毛期間を感じやすい。

新陳代謝

古いものが新しいものに次々と入れ替わることをいう。

新陳代謝には傷ついた細胞を正常なものにする力がある。

ジヒドロテストステロン

男性ホルモンの一種であるテストステロンと5αリダクターゼという酵素が結びつくことで生成される。

DHTは毛乳頭や毛母細胞へヘアサイクルを乱すような指示を出すため、AGA発症の大きな原因の一つとされている。

若年性脱毛症

10代~20代前半の若い世代でのAGA発症を指す。

遺伝的理由、偏食・睡眠不足なその生活習慣の乱れ、誤ったヘアケアが原因とされている。

ステモキシジン

ロレアル社の研究所で開発された先進分子。

髪の源である毛包幹細胞に働きかけ、その機能をコントロールする。

毛母細胞の機能を正常に保つことで、ヘアサイクルの休止期を短縮する。

成長因子

特定の細胞や分化を促すタンパク質の総称。

毛母細胞も成長因子の影響を受けているため、成長因子として働く育毛細胞を補うことで毛の成長を促すことができる。

タ行

タンパク質

身体の15~20%を構成する、生命の根底をつくる最も大切な栄養素。

筋肉や臓器、爪、髪、肌、体内のホルモンや酵素、免疫細胞等を作り、栄養素の運搬を行う。

微量ながら、エネルギー消費の際にアミノ酸としてその一部にもなる。

男性型脱毛症(AGA)

男性ホルモンに起因して発症する進行性の疾患。

主に額の生え際や頭頂部のつむじ周辺から抜け毛が起こり、少しずつ薄毛が進行する。

テストステロンという男性ホルモンと5αリダクターゼが結びつき、ジヒドロテストステロン(DHT)が発生することが主な原因である。

男性更年期

「更年期」とは性ホルモンが標準より低下した時期を指す。

性ホルモン低下が原因で身体のみならず精神面においても様々な支障を来たす。

男性更年期は男性ホルモンのテストステロンの低下が原因。

主な症状:筋力の低下・関節痛・筋肉痛・異常発汗・ほてり・肥満・頻尿・性欲の減退・勃起力の低下など。

男性ホルモン

筋肉や骨の形成を促し、生殖機能にも大きな役割を果たす大切なホルモン。

日々のバイタリティーやモチベーション、心身の健康維持に重要な役割を担っている。

男性ホルモンの種類には、テストステロン・デヒドロテストステロン・アンドロステンジオンなどがある。

チョウジエキス

フトモモ科植物チョウジノキの開花直前の蕾を乾燥させたものからエタノールで抽出して得られるエキス。

抗菌作用を持ち、頭皮内の皮膚常在菌過剰増殖を防ぐ。

ツバメの巣エキス

ツバメの巣は古くから高級食材として中国などで重宝されており、美容や健康維持のために食されていた。

育毛作用を持ったIGF-1を増やす作用を持つシアル酸を、ロイヤルゼリーの200倍含んでいる。

また、ヘアサイクルの改善効果が期待されているEGF(上皮細胞成長因子)・FGF(線維芽細胞増殖因子)も含まれている。

t-フラバノン

毛乳頭細胞において生成される「TGF-β」という物質は、毛母細胞の細胞分裂を妨げ、これにより毛髪が育たなくなることが言われている。

t-フラバノンは、この「TGF-β」の働きを阻害することでヘアサイクルを正常に回し、成長期を長くする効果がある。

テストステロン

男性ホルモンの一種で、副腎や生殖器で作られる。

男らしい健康的な身体の生成を助けたり、精神の安定やモチベーションの向上、そして脱毛を防止する作用があると考えられている。

デュタステリド製剤

AGA治療薬の一つ。

AGAの原因である「DHT(ジヒドロテストステロン)」の生成に関わる還元酵素「5αリダクターゼ」の働きを阻害する。

これによりヘアサイクルのストッパーを外して正常に回し、発毛を促す効果が期待できる。

ナ行

軟毛

髪の毛が太く長く育つ前の状態の、細く弱々しい毛のこと。

AGAでは、初期症状としてこの軟毛の増加があるが、

これはAGAによって毛髪がこれ以上成長することを妨げられているからである。

ニンジン根エキス

セリ科の多年草「ニンジン」の根から抽出されるエキス。
保湿、強壮、皮膚代謝促進、血行促進作用がある。

ノコギリヤシ

男性ホルモンの一種、「DHTジヒドロテストステロン」の発生を抑制する効果があるとされている栄養素。

このホルモンによって薄毛が進行するため、ノコギリヤシをサプリメント等で補ってあげると良い。

このホルモンを原因とする頻尿対策のサプリメントとしてもよく知られている。

ノルアドレナリン

交感神経の情報伝達に関与する神経伝達物質。

人がストレスを感じたときなどに放出される。

この物質が放出されると、血管が縮小して血管を流れる血液の量が減ってしまうが、

頭皮の毛細血管でこれが起こると毛髪への栄養の供給が行き渡りづらくなり、薄毛や脱毛が進行する。

ストレスは薄毛に良くないと言われるのはこのためである。

ハ行

発毛

一般に、自分の頭皮から抜け落ちた毛髪が再び生えてくるようにすること。

または、単に毛髪が生えてくること。

脱毛の原因にアプローチし、なくなってしまった毛髪を生えてくるように促す行為や、その行為で実際に毛髪が生えてくることを指すこともある。

発毛剤

発毛の効果が期待できると認められた医薬品のこと。

新しい毛髪を生やしたり、成長を促進することによって薄毛や抜け毛を防止する働きがある。

この医薬品の主成分は、世界で唯一発毛効果を認められた「ミノキシジル」という成分である。

パントテニルエチルエーテル

別名、パントテン酸誘導体。

薄毛対策のシャンプーや育毛剤に配合されているビタミンB群の成分。

毛根にある毛母細胞などに働き、毛髪の成長を促進させる効果がある。

その他にも、保湿・皮膚組織の活性化・皮膚の代謝向上・頭皮の皮脂量抑制などの効果があり、

脱毛が気になる方のみならず、健康に毛髪を生やしたり頭皮環境を整えたい方にも良い。

ヒアルロン酸

ヒトの皮膚組織や軟骨などに広く分布しており、保水力が高く、潤いを保ったり潤滑剤としての役割を担っている。

頭皮においては、皮膚組織の真皮の部分に存在しており、頭皮の保湿に重要な働きをしている。

育毛剤や育毛シャンプーに含まれている場合は、頭皮の保湿までしっかりとケアしてくれることが期待できる。

皮脂

毛穴にある皮脂腺から分泌される脂分で、皮膚を乾燥・紫外線・外部刺激などから守る役割を持つ。

しかし、この分泌量が加齢や生活習慣などにより過剰になってしまうと、

毛穴が詰まってしまい炎症を起こしたり毛髪の成長を妨げたりするため、不要分はしっかりと洗浄する必要がある。

ヒノキチオール

強い抗菌作用を持つ有機化合物で、台湾ヒノキ油、青森産ヒバ油等に含まれている。

育毛剤や化粧品などには、その製品自体の防菌・防腐のためのほか、塗布部分に必要以上の菌が増殖することを抑えるために配合される。

皮膚常在菌

健常な皮膚に常に存在する菌のこと。

清潔に保っていても、ヒトの皮膚には約100〜10000000cell/cmの微生物が常に存在すると言われている。

これらの菌は特に病原性を示すものではなく、むしろ他の病原性のある菌の発生を抑える働きも持っている。

このため皮膚常在菌を減らしすぎてしまうと、細菌やカビが爆発的に増殖し病原性を示すことに繋がる。

ピリドキシン

ビタミンの一種で、ビタミンB6の別名とも言われている。

血行を促進し、毛髪に栄養を与えることによって毛髪が育つのを促す働きがある。

ビタミン

ヒトの健康を維持するために必要な栄養素。

以下のように、毛髪の成長にも効果的な働きを持っている。

  • ビタミンA :頭皮環境を整える
  • ビタミンB群:毛母細胞の活性化
  • ビタミンC :頭皮環境を整える、抗ストレス作用
  • ビタミンE :血行促進、抗酸化作用

フィナステリド製剤

AGA治療薬の一つ。

AGAの原因である「DHT(ジヒドロテストステロン)」の生成に関わる還元酵素「5αリダクターゼ」の働きを阻害する。

これによりヘアサイクルのストッパーを外して正常に回し、発毛を促す効果が期待できる。

冬虫夏草エキス

マ行

ミノキシジル

世界で唯一発毛の効果が期待できると認められた成分。

血管を拡張する作用があり、血液の流れをスムーズにすることによって毛髪に栄養素を届けやすくする。

また、毛母細胞に直接働きかけ、活性化することによって発毛を促す効果もある。

このように、ヘアサイクルを正常に戻して発毛促進をすることが認められているため、

発毛剤の主成分としてや、AGA治療薬としても用いられている。

毛根

体毛の構造のうち、皮膚の内部にあるもののこと。

この部分にある毛乳頭細胞と毛母細胞が細胞分裂をすることによって、毛髪が強く太く育っていく。

毛細血管

体内の血管の90%を占め、各組織と血液の物質の交換が行われている血管。

主に酸素や二酸化炭素の運搬・交換を行っている。

頭皮においてもこの毛細血管が広く張り巡らされており、毛髪の栄養素を運搬している。

この欠陥の流れがスムーズであればより多くの栄養素が毛髪に行き渡り、成長が促進される。

毛乳頭

毛細血管が真皮から入り込み、栄養を受け取って毛髪を作る組織。

毛乳頭の表面には毛母細胞があり、毛髪が成長する。

毛乳頭の中には毛乳頭細胞があり、育毛促進因子である「FGF-7」というたんぱく質を生成している。

毛乳頭細胞が多いと、毛髪が強く太く育つことが出来る。

毛母細胞

毛根にあり、毛を作る細胞。

毛母細胞が細胞分裂を繰り返し、角質化したものが毛髪である。

新しい毛母細胞が毛根で細胞分裂をし、以前角質化したものが押し上げられることを繰り返して毛髪が伸びていく。

ヤ行

有酸素運動

運動する際に酸素を必要とする、比較的負荷の高い動作を一定時間以上続ける運動のこと。

この運動をすることによって血液の循環が良くなる上、ストレス発散や睡眠の質の向上などによって毛髪が生えやすい状態を作ることが出来る。

ユーカリエキス

抗菌作用・抗炎症作用・血行促進作用がある植物性エキス。

育毛に関しては、頭皮環境の改善と薄毛や抜け毛の予防として用いられる。

U字型(AGA)

前頭部の生え際から全体的に薄毛が進行し、生え際が後退していくようなタイプのAGA。

どの方向から見ても薄毛が進行しているのが分かるため悩む人が多い。

ラ行

リコピン

リコピンには強い抗酸化作用があり、アンチエイジングの効果があると言われています。

血液をサラサラにするほか、取りすぎたコレステロールを効率よく排出する効果もある。

血液の流れを良くし、内側から健康的な身体に整えておくことによって、育毛の土台作りをすることが出来る。

ワ行

若ハゲ

若いのに禿げること。

または若いのに禿げている様。